ブランクとチタンティップを繋いだ状態のカーブバランスを調整するため、
穂先を8cm程切り落として、自然なカーブに近づけます。
口割れ防止対策をカーボンロービングで施すと接続位置が硬くなるので、
曲りを確保するため2本足のガイドを1本足に替えています。
調子の違う竿として生まれ変わりました。
もう1件は元々のチタンティップが折れたイカメタルロッドの修理依頼です。
チタンの上にスレッド巻きで、色着けとガイド固定力アップをしてあるタイプです。
折れたチタンティップを取り去り新しいティップを取り付けます。
口割れ防止はガイドスレッドと兼ねていたので、今回もそれに合わせます。
蛍光スレッドを全巻きし、コーティング。
コーティング硬化後、ガイドを取付けて修理完了です。
今回上記2例のチタンティップは葛g見製作所の新規発売予定の試作品を使いました。
よって、まだ販売はされてませんが、リリースされればかなり魅力的なテーパーです。
すでに販売されているモデルと合わせると、
アジング、マルイカ、カワハギ、カットウ、タチテンヤなど
使用範囲が増え面白い竿が作れるようになるでしょう。楽しみですね〜。
【ロッド改造の最新記事】